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はじめに
清華大学の修了式を月末に控えて、今を逃しては語ることのない何かがあるように思われる。私の人生の一つの章が終わろうとしていて、次の章に進んだら、…
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一 高校時代
高校生のとき、鬱になった。突然だったともいえるし、そうでなかったともいえる。この世界に、自分などいてもいなくても、何も変わらない、むしろいなく…
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二 赤のゆらめき
夜間主コースに通った最大の利点は、入学と同時に、その意味において、その他大勢でなくなったことである。夕方から夜にかけて元気になる私の体質にあっ…
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三 不要放香菜!
吉林省長春市は厳しい寒さで、降り積もった雪が路面に固く凍りつき、ツルツル滑って危なかった。しばらくの間、朝日の照らす白い道を慎重に歩いて中国語…
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四 楽しい時間
中国には、実に様々な地域から留学生が集まっているが、吉林大学には、日本、韓国等、東アジアからの留学生に加えて、ロシア、インド、パキスタン、アル…
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五 欠けたガラス
欠けたガラスの縁は人を傷つける。欠けてしまったガラスに、いったい何を望めようか。美しく果物を盛って、或いは花を飾っていたいだけだというのに。 …
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六 再見、長春
帰国の日が迫っていた。ついでに期末試験も迫っており、確か総合、作文、口語、聴力の四つのクラスを取っていたため、それぞれ試験前日は一夜漬けで準備…
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あとがき
ものがたりは、ひとまず此処までである。私はその後、大学を卒業したが就職はせず、若干の放浪生活を送ったのち、約一年間派遣社員をした。そして、清華…
